国内シェアNo.1レンタルサーバーのエックスサーバーとは何なのか?できることは?どんなメリット・デメリットがあるのか?
当記事の執筆者は、WordPressサイトの運営歴10年以上で、エックスサーバーを含む5つのレンタルサーバーの使用経験があります。
この記事では、その知識と経験に基づいてエックスサーバーを徹底解説しました。
※当記事で掲載している画像の一部は、エックスサーバー株式会社 様からご提供いただいた公式カタログです。
エックスサーバーとは?
エックスサーバーとは、国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。
サービス開始から19年以上のサーバー運用実績、導入企業18万社以上、240万以上のサイト運用実績もあります。

エックスサーバーは、高速・多機能・安定性の高いサーバーを提供しており、多くの企業や個人が利用しています。
また、暗号化通信やファイヤーウォールなどのセキュリティ対策も設定する事ができます。さらに、24時間365日のサポート体制も整っているため、初心者でも安心して利用することができます。
エックスサーバーでは、Webサイト作成ツールのWordPress(ワードプレス)やネットショップ・システムのEC-CUBEなどを簡単にインストールする機能が付いています。
また、独自ドメインでのWebメール、メーリングリスト、メールマガジンなどを配信する事もできます。
エックスサーバーは信頼性が高く、機能が豊富なため、初心者から上級者まで幅広いユーザーに利用されています。
エックスサーバーの特徴

エックスサーバーの特徴としては、以下の5つがあります。
- 安定性が高い:サーバー稼働率99.99%以上。
- Webサイトの高速表示:超高速環境「KUSANAGI」技術など。
- セキュリティ対策:暗号化通信、ファイヤーウォールなど。
- 豊富な機能:WordPress簡単インストール、自動バックアップ機能、メールアカウント無制限など。
- サポート体制:24時間365日、メールと電話でサポート。
エックスサーバーの料金プランは、目的別にスタンダード・プレミアム・ビジネスと3つあります。
個人からビジネス向けまで対応しており、プランの違いは主に「リソース保証」と「容量」の差です。

このように、比較的リーズナブルな料金で、Webサイト運営する上でのほとんどの機能が提供されています。
関連記事:エックスサーバーの料金とプランの違い(スタンダード・プレミアム・ビジネス)年間費用は13200円?
機能が豊富なため、できることが多く、快適にWebサイト運営やWebメールを活用できると思います。
このような特徴から、エックスサーバーは支持されており、レンタルサーバーの国内シェアNo.1を獲得しています。
エックスサーバーにできること
エックスサーバーでは、主に以下のような事ができます。
- ホームページ運営:HTML形式のホームページだけでなく、WordPressやWikiシステムの簡単インストールもできる
- ブログ運営:WordPressを簡単インストールしてブログ運営
- ネットショップ運営:ネットショップ・システムのEC-CUBEを簡単インストールできる
- Webメール:独自ドメインのメールアドレスを取得して、OutlookやGmailと連携して送受信
- メーリングリスト:グループメール機能で、LINEグループのように使える
- メールマガジン:基本的な機能が付いたメールマガジンの配信。
- セキュリティ設定:不正なアクセス制限などの設定
- 高速化設定:Webサイトの表示を高速化する設定
これらの他に、プログラマー向けの機能があり、プログラミングをして使える機能もあります。
具体的な機能については、次の項目でご紹介します。
エックスサーバーのサーバーパネルと機能
エックスサーバーへログイン後のサーバーパネルと、機能一覧を解説します。
これらは、プログラマー向けの機能もあるため、全ての機能は使わないケースが多いと思います。
例えば、WordPressサイトを運営する場合は、「ドメイン設定」や「WordPress簡単インストール」など一部の機能のみ利用する形となります。
なお、パネル上にサーバーの専門用語が多いですが、必要な箇所だけ覚えれば十分です。
以下、エックスサーバーのサーバーパネルに表示されている機能を一覧にして解説しました。
【アカウント】
エックスサーバーの各種アカウント設定をすることができます。
【ホームページ】
こちらの項目は、Webサイトに関する各種設定をすることができます。
※.htaccess編集でできる操作は、サーバーパネルの他の項目でも同様の設定できます。
▼エックスサーバーのCGIツールで作成したアクセスカウンター
※デザインは2種類あります。
【WordPress】
サイト作成ツールのWordPress(ワードプレス)の設置や移行などの設定です。
【メール】
エックスサーバーに設定した独自ドメインでのメール設定です。
- メールアカウント設定:指定のドメインでメールアドレスなどの設定
- 迷惑メールフィルタ設定:迷惑メールフィルタのレベルなどの設定
- 自動応答設定:メールの自動応答設定
- SMTP認証の国外アクセス制限設定:メールアカウントの不正防止
- メールの振り分け:迷惑メールのフィルタリング設定など
- メーリングリスト・メールマガジン:MLや簡易的なメルマガの設定と発行
- DKIM設定:送信メールの改ざん・なりすまし防止
▼エックスサーバーで作成したメルマガ登録・解除フォーム
こちらのフォームに登録していただくと、不定期でサイト運営やWordPressの情報をお届けします。
【FTP】
FTP(File Transfer Protocol)とは、ファイル転送のための通信規格です。
【データベース】
WordPressはデータベースを使用しており、記事などを格納しています。そのデータベースに関する設定です。
【PHP】
サイト作成ツールのWordPressは、プログラミング言語のPHPが使用されています。そのPHPの設定を最適化できます。
【ドメイン】
独自ドメインに関する設定項目です。
【アクセス解析】
エックスサーバーでは、サーバー画面でWebサイトのアクセス解析を確認することができます。
【高速化】
Webサイトの表示を高速化するための設定項目です。
【セキュリティ】
こちらは、セキュリティに関する項目ですが、別の項目でも各種セキュリティ対策をすることができます。
WAF設定:Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃から保護するセキュリティ対策
その他、エックスサーバー公式カタログより、動作確認済みプログラムや、よくある質問です。
エックスサーバーのメリット

エックスサーバーでは、以下のようなたくさんのメリットを受けることができます。
- 初心者でも使いやすい:わかりやすい管理画面と、メールと電話によるサポート。
- 様々なセキュリティ対策:サーバー利用時に不安が少ない。
- 簡単インストール:サイト作成ツールのWordPressや、ネットショップのEC-CUBEなど。
- Webサイトの安定稼働:大量にアクセスがあった場合でも非表示になりにくい。
- Webサイトの高速表示:ユーザーがストレスフリーでWebサイトを閲覧できる。
- 管理画面の表示速度も早い:サーバーの管理画面を操作する際もストレスフリー。
- 幅広い用途に対応:ホームページ、ブログ、ネットショップ、Webメール、メルマガなど。
- 無料機能:サーバー10日間無料体験、独自ドメイン2つまで永久無料、無料の独自SSL
エックスサーバーのデメリット
一方で、エックスサーバーにはいくつかのデメリットも存在します。
- 料金が若干高い?:月あたりの最安は990円だが、36ヶ月契約が必要。長期契約の3ヶ月契約の場合は、月あたり1,320円。契約月が長いほど割引される。
- プラン変更に時間がかかる:容量変更したい場合にプラン変更できるが、月単位での変更。
- 電話サポートにフリーダイヤルがない:契約のお問い合わせはフリーダイヤルだが、サポート電話は通話料がかかる。
その他、「サーバー設定の反映が遅い」という声もありますが、他のレンタルサーバーでも設定をすると反映が遅い傾向があります。
このように、いくつかデメリットも存在しますが、メリットの方が圧倒していますので、価値のあるレンタルサーバーと言えるでしょう。
まとめ
エックスサーバーは、国内シェアNo.1の高速・多機能・安定性の高いレンタルサーバーです。
私が過去に使った5つのレンタルサーバー(Conoha、ファイヤーバード、ロリポップ、さくらのレンタルサーバー)の中でもかなりハイクオリティです。
個人的には、アップロードしたWebサイトが高速表示なだけでなく、サーバー管理画面も高速表示な点が高評価です。
エックスサーバーは、はじめに10日間無料体験をする事ができます。また、実際に利用している私の紹介リンク経由だと、最大で1万円割引で申し込めます。
どんなレンタルサーバーなのか、一度チェックしてみてください。

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